骨董品を少しでも高く売りたい方は必見!知っていると役立つ骨董品買取の雑学を紹介

骨董品を売るとき、骨董品買取専門店と質屋、そしてブランド品を買取しているお店などが候補として上がります。他にも、ネットオークションなどの選択肢もありますが、骨董品買取の専門店はその道のプロではありますが、お店ごとに得意領域がありますので、過去の買取事例を参考にしてどのような品物を対応しているのか、調べておくと良いでしょう。このように、ここでは骨董品買取の雑学を幅広くごしょうかいしていますので興味がある人など参考にされると良いでしょう。
骨董品買取は専門知識が必要になる
骨董品買取の査定は誰でもできるものではなく、専門的な知識が必要です。一口に骨董品とまとめても多種多様な品物が存在しており、有名な人気作家のものから誰も見たことがない海外のものまで骨董品買取に回されます。お茶の道具や掛軸、絵画や陶磁器といった骨董品は、持ち主の思い入れがこもった大切な品物ばかりです。また、素人が自宅や倉庫などで保存していたため状態が悪かったり、作られた年代が古くて鑑定が難しかったりといった例も多くあります。専門知識を持つ骨董品買取会社では、悪条件が重なってもしっかりとした査定を行うことができるようになっています。さらに骨董品買取に持ち込まれる品物は1種類だけではないため、日々知見を広げて専門知識を磨くことも大切になるでしょう。買取を依頼する場合には、骨董品について多彩な知識を持つスタッフがいるお店を選ぶと、品物の価値を正しく判断して査定してもらうことができるようになっています。
骨董品買取は歴史や文化を知らないと正確な評価はできない
骨董品買取は、単純に古いものを高く査定すればいいというわけではありません。その骨董品が誕生するに至った背景を含め、日本の歴史や当時の世相風俗、文化を知らなければ正確な評価をすることが出来ないのです。 安土桃山時代から江戸時代に隆盛した茶の湯は茶道となって現在にも残っています。茶の湯で用いられた茶器は国宝に指定されているものもあるほど貴重な品がありますが、その一部は高麗と呼ばれた朝鮮半島や当時の唐で作られたものです。現在では海外産の食器類よりも国産の食器類のほうが人気がありますが、当時はそうではありませんでした。 当時の日本は形が整った焼き物を作る技術が無く、特に地位が高い人間は渡来ものを好んでいたのです。しかし、徐々に国産技術が向上し、形が整ったものだけではなくあえて歪な茶器を作るといった文化が発展し、当時の歪な茶器が現在でも骨董品として高く評価されています。 茶器に限らず、骨董品買取ではこういった流れを知ることで骨董品の正確な評価が出来るのです。
骨董品買取はリサイクルショップでもOKなのか?
茶器や皿、壺など世の中には色々な骨董品が存在しているため、収集家は色々なお店を訪れたり、場合によっては海外に足を運んだりして購入しています。ただ、興味が無くなってしまうことはあるでしょうし、新しく購入した物の方が良い場合は以前購入した物が要らなくなることがあります。時間と手間をかけて入手した物をゴミとして捨てるのは損をしていることになるので、そんな時は買取に出すのが得策です。その際は骨董品買取に出すのか、それともリサイクルショップで売るのかを選ぶことになります。基本的にはどちらを選んでも買取してもらえる可能性はあるものの、金額にこだわるなら骨董品買取のお店を利用するのがベストです。なぜなら、リサイクルショップは幅広い物を買取の対象にしていることもあり、査定金額が安めになることは珍しくありません。一方で骨董品買取の場合、なんでも対象になるわけではありませんし、知識と経験豊富な専門家が査定してくれるため、適正金額を提示してもらえます。ですから、骨董品買取の方が金額に期待できるでしょう。
骨董品買取の相場はどうやって調べるのが正解?
骨董品を売りたいと思ったとき、まず気になるのがその価値です。骨董品は年代や作家、状態などによって価格が大きく変わります。では、骨董品買取の相場はどうやって調べるのが正解なのでしょうか? インターネットで検索する方法は、手軽に骨董品買取の相場を知ることができ、骨董品の種類や作家名などをキーワードにして検索すれば、オークションサイトや買取業者のサイトなどで売買されている価格を確認できます。 ただし、インターネットで検索する方法には注意点もあり、インターネット上の価格はあくまで参考程度にとどめる必要があります。実際に売れる価格は、需要と供給のバランスや状態などによって変動し、インターネット上では偽物や贋作も多く出回っていて、自分が持っている骨董品と同じものかどうかを確認することが難しい場合もあります。 専門書や雑誌を参考にする方法は、より詳細な情報を得ることができ、骨董品の歴史や特徴、作家の紹介などが掲載されており骨董品の価値を判断する上で役立ちます。 専門書や雑誌を参考にする方法にも注意点があり、まず骨董品専門書や雑誌は定期的に発行されているわけではないため、最新の情報ではない場合があります。骨董品専門書や雑誌は一般的に高価なため、手に入れることが難しい場合もあります。