骨董品買取はオンライン上で成立する?

骨董品買取はオンライン上で成立する?
骨董品買取は、最近ではオンライン上で成立することも全くないわけではありません。オンラインでの取引には、お互いに相手先を訪問しなくて済むというコスト面や時間的なメリットがありますし、その骨董品自体を運んで査定してもらわないといけないケースでもそれを回避できる利点もあります。しかし、インターネット全盛の時代にあってもなお、骨董品買取では最終的には実物を自分の目でしっかりと見てからでないと、適切な査定など不可能と考える買取業者が多いことは事実です。パソコンの画面で見たものと、自分の目で直接見たものとでは差が生じて当然ということでしょう。ただ、これは全てのやり取りが対面でなければならないことを意味しません。可能な範囲内でオンライン上でのやり取りを行うことは最近ではむしろ当たり前のことであって、例えば最初の連絡とか査定の依頼などに関しては、昔から何も対面である必要などなく電話などでも行われていました。
骨董品買取で保証書が査定額に影響しやすい理由
骨董品買取の業者に依頼をする場合に、忘れてはいけない付属品の一つが保証書です。大量生産されて市場に出回っている現行品と違って、骨董品はこの世に二つとない一点物もたくさんあります。市場価値の高い一点物は、贋作と呼ばれる偽物もたくさん作られているのが実情です。 買取業者は、依頼者から引き取った商品を再びお店で販売して利益を得る仕組みになります。購入する人も骨董品は贋作がたくさんあることは熟知しているため、保証書がない危険な物は極力手を出しません。売れなければ買取で品物を仕入れても意味がないので、真作であると証明できる書類がないと断られることもあります。 中には証明書がなくてもOKという所もありますが、査定時の大幅な減額対象となるので高額での処分は期待できません。骨董品買取で高額査定を実現したい人は、証明書とセットで出すことが基本です。お店に持ち混んで書類だけうっかり自宅に忘れたというミスをしないためにも、外出前にしっかりと確認しておく必要があります。